くの一牡丹

ある日、牡丹と夜鈴というくノ一の少女たちが、くノ一の里の長に呼び出されることになった。

里長からの話によると、彼女たちの師匠が任務から帰ってこないという。

師匠が行方不明になった場所は、女性を色欲に満ちた存在に変えてしまう「鬼気」と呼ばれる邪気に侵された「半鬼」たちが住む屋敷だった。

牡丹は自分たちの実力不足を自覚しながらも、この危険な任務を引き受けることになった。

師匠ですら失敗してしまい、帰ってこない屋敷に侵入する彼女たち。

果たして、無事に任務を遂行し里に帰還することができるのだろうか。