くりぃみぃパイ 一話

1「心の道しるべ」

いつも同じ時間、同じ場所にいると、一緒にいるととても幸せな気持ちになりますね。

でも、その幸せな時間を過ごす相手が、自分の気持ちに気付かないままでいると、とても辛いですね。

話は少し変わりますが、サッカー部の西村敬二という男の子がいます。

彼に思いを寄せる女の子がいて、その女の子の名前は菅原葵です。

葵は毎日、教室の窓から西村の姿を見つめていました。

そして、とうとう思いを告げる覚悟を決めて、敬二を待っていたのです。

しかし、その時になって目の前で、他の女の子が西村に告白する場面を目撃してしまいました。

その瞬間、葵の頬に涙がこぼれ落ちました。

自分が西村に対してこんなにも思いを抱いていたことに気付いたのです。

ある日の梅雨の時期、バス停にびしょ濡れになりながら着くと、そこには西村がいました。

そして、葵は勇気を出して告白しました。

「見守るだけではダメです。もう傷つくことは嫌なので、西村くんのことが好きです。ずっと前からそう思っていました」

2「Virtual×Real」

いつも「真沙美」は、「しょう」の家で静かに雑誌を読んでいました。

夕方になり、帰ろうとする時、机の上にある同人誌のサークル名を見て、「これ、気になるな」と思わず口にしてしまいました。

しょうはその言葉に気付き、興味深そうな表情で真沙美を問い詰めました。

「女性も同人誌を見て、エッチなことを考えるの？」と。

真沙美は戸惑いながらも答えようとしましたが、しょうはその姿を見て、何だか微笑ましく感じてしまいました。

「同人誌の内容に興味があるのかな。一緒に楽しんでみない？」と提案してみたのです。

3「リボンとチョコと愛する恋人」

普段は穏やかな性格の長峰ゆずはは、サッカー部のキャプテンであるトモと半年前から交際を始めた。

バレンタインデーを迎える中、彼女となることを決意した女性が勇気を出して告白する場面に立ち会う。

机の上にはたくさんのチョコレートが置かれており、その中に特別な気持ちを込めたものもある。

そして、ゆずははトモの家を訪れ、身を裸にした状態でリボンを身に巻きつけ、特別なチョコレートを手渡した。

その際、「これは、私たちの二人だけの特別な思い出になるプレゼントです。

彼女として、そして恋人として、トモとの関係をより深めたいという気持ちを込めています」と語った。