エルフの教え子と先生 一話

小林弘樹は、毎日約20人の留学生を指導している日々を送っています。

これらの留学生たちは、通常の留学生とは異なり、異世界からやってきたエルフという特別な種族です。

弘樹の世界とエルフたちの世界が交流を始めた経緯は不明ですが、両者は争うことなく友好的な関係を築いています。

この交流の一環として、異世界の住人を受け入れる教育制度、つまり留学制度がスタートしました。

現在、弘樹は留学生の中の一人、ララノアと恋愛関係にあります。

しかし、弘樹は教師であり、ララノアは留学生の代表という立場であるため、二人の関係は公にすることができません。

二人は学校の外で密やかに会っていましたが、教室で二人きりになると、弘樹は我慢できずにララノアを抱きしめてキスをすることがあります。

最初は人目を気にしていたララノアも、段々とキスに夢中になってしまい始めてしまいました。